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2009年6月

2009年6月25日 (木)

錯乱坊雑感 25-Jun 09

最近はほとんど外出しないのに、私が外の今の景色や状況をよく知っていることを、なぜだろうかと不思議がられる。
タネ証というほどのものではないが、携帯電話が発達したこともあり、友人が減ったとはいえ知人が状況説明のメールや写真をこまめに送付してくれるのが大きい。携帯は電話にとどまらず、カメラの性能を示す画素数も向上して、古いデジカメなら太刀打ちできない優れものだ。現代の浦島太郎はこうして社会の情報を得ている。
多くの知人が私の状況を知ってくれて、それこそ頻繁に街や景色などの写真を送ってくれる。変わらない場所があれば懐かしく、半年一年行かなければ都会の変貌は驚くほどで、三年、五年も行かなければ、どこがどうだか見当もつかないほどに変わっていたりする。
大げさではなく、時々刻々変貌する道路や建築物が、携帯電話で利用できるナビゲーションではリアルタイムに書き換えられているというから、ただただ凄いなと思う。O

2009年6月24日 (水)

錯乱坊雑感 24-Jun 09

何年か前にもあったが、四国の香川と徳島県の水瓶として知られている早目浦ダムの水位が下がり、すでに30パーセントを切ったらしい。この何日かは雨らしいから潤えばいいが、湖底の役所跡のような建造物がそっくり見えていたから、少しぐらいの降雨では渇水になる恐れはあるという。
水田への給水も大切だけれど、生活用水の制限もすでに始まっているというから、今年の夏はどうなるのかと、五月の今から懸念されている。台風などで水害も困るが、生活に影響が出るとなれば、根幹にかかわる問題だ。
その渇水のニュースを伝える中で聞いたはなしだが、渇水になれば現れる建造物は、過去にダム反対のシンボルとして、あえて鉄筋で作ったレプリカだとか。もしかして過去の役場跡かと思っていたら、そうではない歴史があったのだとか
普段から個人として雨水をプールして備えなければ、当座の飲料水ぐらいはなんとかなるとしても、不便な生活は見えている。昔に反対運動をしていた人たちは、レプリカが出現して渇水に困る人たちのことをどう見ているのだろうか。
気象と人間の生活は不可分の要素ではあるが、一種の異常気象は、生活全般に考えなければならない案件になりつつある。
水と安全はタダと言っていた時代が懐かしい。
Bb

2009年6月23日 (火)

錯乱坊雑感 23-Jun 09

あれっ!…見たことがある人だなと思っていたら、ブームになっていたあの隊長が日本の女性と結婚して、すでに子供さんもいるのだとか。
知る人ぞ知るビリーズ・ブートキャンプというのがブームになって二年ほどになる。柳の下を狙っての運動系の用具みたいなものが続々と出ているとか。
ビリーズブートキャンプは、飽食のツケでブヨブヨになった体を引き締める乳酸素運動のやり方を指導するDVDのことで、深夜のTVショッピングで宣伝しているのをチラッと見たことはあった。まさかこんなに脚光を浴びて、にわかに人気になるとは思わなかったが「やせる」というキーワードが決め手のようで、四枚セットで15,000円ほどするものが、一ヶ月に二十万組も売れて、製造が追いつかないほどだったという。
収入が減って家計が苦しいとの声も聞くが、健康保持とかアンチエイジングの対策などへの経費なら惜しまないのか、いわば運動のやり方をレクチャーするというものなれど、短期間にこれほどのブームになるというのも現代ならではの現象と思う。
副作用があるかもしれないというような「薬品」とか「サブリメント」に期待するよりは良いと思うが、流行言葉のようにいわれるメタボリック症候群は、不規則な生活だったり飽食運動不足の結果というから、運動不足の解消という観点では、副作用のなさそうなことから動くきっかけにはなったのかも知れない。Save0116

2009年6月22日 (月)

錯乱坊雑感 22-Jun 09

社会生活は時代とともに変遷はあるものだが、自分は取り残されているなと思うのは、殆どの人がなんらかのプリペードカードを所有しているという点である。
外へ出かけることもほとんどないから、別に知らなくても所有していなくても不便はないが、知人にいわせれば便利で、パーセンテージは低いがポイントもたまり、金額が嵩む買い物なら得した気分もあるという説明だった。
知人の財布にはさまざまなカードが整然と並び、どれも使用しているのだとか。つり銭も不要なのに加えて、決済時間も短いのが何より便利だというが、誤って二重決済にならないのか、不正利用はないのかいちいち心配になる。
昔は給料でさえも現金で支払いを受け、もらうとうれしさもあり、働いた報酬という実感があった。だから、自分が従業員に給料を支払う立場になったとき、なるべく新札にして支給した。金額に変わりは無いが、気分的にはよいような気がしていたからそのようにした。
今は殆どが銀行振り込みになり、給料袋には明細書だけが入っているとか。時代遅れの者には、大きく変化している価値観を味気なく思うのは歳になり老いたせいかも知れない。B

2009年6月21日 (日)

錯乱坊雑感 21-Jun 09

この便利な時代になっても「電報」というのが廃れず存在していることに意外性を感じる。
もっとも実物に接したのは、もう半世紀ほど前のことで、今も見かけるのはお昼のタモリさんの番組「笑っていいとも」の最初のコーナーの、ゲストに贈られて来る電報を読み上げるシーンで見かけるのが唯一の機会である。
昔は、通信設備も十分ではなく、田舎から上京してくる人たちが、何時何分に上野に到着するというようなものから、金が足りないので「ウナカネオクレ」というようなことを、至急電報で連絡するというのを「ウナ電」と呼んでいた。 使い方はとにかくとしても、昔はカタカナで書いており、電報局に通信するにしても暗号のような読み方をしたことが懐かしい。
朝日の「あ」、いろはの「い」、上野の「う」という具合で、ひとつの決まりがあることから、雨漏りの「ア」とか印度の「イ」というような自分勝手な表現のものは通用しない。という話を若い人にしたら、電文がカタカナだったことも知らないという。
「キョウハイシャヘイッタ」というのは、「今日は医者へ行った」か「今日歯医者へ行った」のかが分かりにくいという難点もあり、これを解消するには、句読点をつければいいのだが…。現代は絵文字を使うとか、もっと短縮したローマ字表記があったりして、何よりそういう面倒な通信手段を取らなくても、携帯電話で写真も添付してコミュニケーションが出来る時代である。
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2009年6月20日 (土)

錯乱坊雑感 20-Jun 09

明日はもう二十四節気の夏至。梅雨真っ只中ではあるけれど、徐々に夏の気配を感じる。
知人と手紙のやりとりで使い古して、今はもうほとんど用いない語句に、仙台のことを「杜の都」という。
明治時代までは森の都と読んでいたらしいが、昭和の初めに「杜」に変えたとか。
仙台でいう「森」は自然の森をさし、「杜」はその町に住む人達が、長い年月、育ててきた豊かな緑をさしているという説明だった。
辞書を見ると、二つはほとんど同じ意味で「樹木の多く茂った所」や「神社などの周りの木が茂っている場所という解釈らしい。
漢字本来の読みは「ト」または「ズ」とか。そういえば杜撰はズサンと読むことを思い出した。
薀蓄を重ねれば、「ト」とはバラ科の「ヤマナシ」というとか。日本独特の訓を当てた国訓で「モリ」と読み、古くは万葉集にもでてくるという歴史ものだ。
覚えたところで役にたつとも思えないが、こういうところに一度記録しておけば、きっとどこかに記憶として残りそうな気がする。 Photo

2009年6月19日 (金)

錯乱坊雑感 19-Jun 09

一般的には、よほどのひねくれもの以外は晴れのことを「よい天気」とか「いい天気」などという。雨が降るべき時期に晴れが続くと、雲ひとつない快晴でも「いい天気」という言葉は消えて「梅雨どきなのに、どうなっちゃったのか」と嘆く。
沖縄は豪雨続きで土砂崩れもあったとか。今日も東京は早朝から夏のような気温で、蒸し暑く、湿度だけが梅雨という感じである。
地球規模で温暖化は進み、経験則にはない自然界の異常現象が起きていることは確かで、ことのほか深刻だと思う。
いつもなら釣れるはずのない魚が獲れたり、その反対に漁獲が減っているものもあるとか。
いずれにしても天候異変のこの初夏は、六月の降雨が多かったために水不足は免れそうというが、晴れが続きすぎれば深刻になる恐れも無いとはいえない。雨女や雨男を集めて、束になって雨乞いでもしないと、当座は手の打ちようがない。
国際的にも環境問題と食料危機の解決策について討議される予定だけれど、いずれも大国が本気で腰をすえて考慮しているようにも見えず、大きな成果は難しいかも知れない。B

2009年6月18日 (木)

錯乱坊雑感 18-Jun 09

NHKのパクリのようだが「その時、歴史は動いた」と思う時期は、十年ひと昔とすればふた昔ほど前。そのころ、テレビドラマの「金曜日の妻たち」というのがトレンディドラマとして席巻していた。
1985年、NTTとJTが発足し、国鉄の民営化が決まった。世界ではレーガン米大統領とゴルバチョフソ連書記長がレイキャビックにおいて会談し、東西融和気運が高まった。また、経済面ではプラザ合意でドルが急落して円高時代に突入。阪神が優勝したのも印象深い。そのほか、日航機が御巣鷹山に墜落して乗客乗務員の被害者が出たが、ほんの数名ながら奇跡的に助かったことに、個人的には驚いた。つくば科学博覧会もこの年だった。
♪♪♪「もしも願いが叶うなら 吐息を白いバラに変えて 逢えない日には部屋中に 飾りましょう あなたを想いながら Daring I want you 逢いたくて ときめく恋に 駆け出しそうなの 迷子のように立ちすくむ 私をすぐに届けたくて ダイアル回して手を止めた I'm just a woman Fall in love 」
大人のすることだったら自分が責任を取ることゆえに、どんなにドロドロして面倒なことになろうとも他人には関係のないことではあるが、そこそこ経済的にゆとりがでてくると「よろめきドラマ」が流行する傾向がある。硬いことをいうようだけど、イケナイ大人の物語であり、その気になりドラマのようなことをする人が増えたようにも感じた「金妻」だった。不倫は文化だというのも、このあたりのことを指すのかも知れない。Photo

2009年6月17日 (水)

錯乱坊雑感 17-Jun 09

昨年の岩手・宮城内陸部の震災は、被災者も沢山いらっしゃるのに数値を云々するのはご無礼ながら、誤解を恐れずいえば規模のワリには被害も比較的に小さく済んだことが不幸中の幸いだった。
上空からの被害現場を見ると、道路はズタズタになり橋の崩落などは、すさまじい破壊力であり過密地区で起きていたら、当然のことながら被害も拡大したと推測される。地震の予知機能が現実的には、ほとんど役だたないことも立証した恰好だ。
一方的に責められはしないが、下駄を投げて決めているわけでもないだろうに、天気予報はよくハズレる。入梅を発表したばかりなのに、皮肉にもピカピカの夏の快晴がつづき、気象庁は臍を噛んでいるのではなかろうかと、穿った見方をしている人もいた中、この二、三日、東海から関東にかけてピンポイントに大雨があった。
このごろの天気は振れ幅が大きくて予想しづらいという予報士は多い。
ハズレたからといって実害があるわけではないが、気象異変にはさまざまな要素があり、環境破壊に起因していることは疑う余地がないように思う。
今年はペルー沖の海水温が低いラニーニョ現象が解消しているらしいが、インド洋や太平洋北部の水温が上がり、少雨高温の長い夏になりそうだとか。降雪が少なかった冬のツケもあり、ところによって異常渇水の予測もある。
まあ、勝手な望みながら、多少は迷惑なときもある台風も、年によっては招かれざる客どころか、丁重に手招きしたい愛媛のような地区もあるのは治水の難しいところだ。
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2009年6月16日 (火)

錯乱坊雑感 16-Jun 09

父の日が近いが、母の日ほどの意識があるのか無いのか、地味な印象がある。
特別な不満もないし確執もないとか。それなのに、なんだかうっとおしい人などと聞けば、近くにもいそうだねと言ったらなんのことはない、それが古今東西を問わず不変の「子にとっての父」なんだとか。
道理で母の日は大々的に世に認知されて、少しぐれかかっている子供でさえ、そこそこの大人になると母に感謝の弁を述べたりするようだが、習慣がないのか、認知度も低く父の日はいまひとつの感がある。そうだとすれば父とは切ない存在である。
その昔、戦場で死ぬ直前の兵士の言葉は、いまわの際に殆どの人が『お母さん、ありがとう』と叫んだと聞いたことがある。実際を知らないから、そうにきまっているとはいえないが、子供との関わり方から推定すれば頷ける話だ。
そういう中にあって、定年になった父にメールが届き「オヤジ、定年は単なる通過点。いつまでも元気でいてくれよな」と。
昨日久しぶりに知人夫婦が来訪して、雑談の中から子息の話になった。感激の面持ちで知人は、携帯の着信を見せてくれた。ぶっきらぼうながら、情のあるいい息子だと率直な感想を述べておいたが、ものごとは一面だけを見て言えるものではなく、世の中を一くくりに決め付けていうものではないと反省させられた。
自分も例外ではない。歳をとると、なんと涙腺が脆くなるのかと情けないが、他人の話に目が潤んだ。

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2009年6月15日 (月)

錯乱坊雑感 15-Jun 09

今はどういうきっかけで有名になるのか、いまさらながらネットの反響は凄いものがあり、熱しやすく冷めやすいのは洋の東西を問わない。
英国で歌のコンテストに出場し、アッという間に世界の有名人になった女性がいる。
スーザン・ボイルという方で、天使の歌声と絶賛された。ネットで誰でも見られるユーチューブと言う動画にアップされ、その評判が世界中に広まった。
女性の姿を論評するのは憚られるが、見た目は、私にはオジサンのような風貌に見えた。でも声は美しく上手い。たとえがもっと失礼かと思うが、カラスが鶯の声で鳴いたような驚きがあった。
外見とは違うそのギャップがうけたのではないかと推測する。声も歌もいいけれど、現実に活躍しているプロに比べれば、好みの問題もあるが、抜きんでているとは思えなかった。
インターネットの動画配信が火付け役になり、後に従来のメディアで有名になる人は時々いる。しかし、こういう人気は火がつくのも早いが消えるのも早い。
お笑い芸人の「一発屋」はプロだからまだいいが、不相応な人気で人生を変えられた素人の行く末は、大きな戸惑いがあるに違いない。
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2009年6月14日 (日)

錯乱坊雑感 14-Jun 09

恒常化していることは怖いことながら、どこかで対岸の火事と思っているせいか、ニュースの殺人事件を聞いても驚くことがほとんどない。
肉親による殺人や夫婦のトラブルから発展したものやら、怨恨や強盗などの殺人とか、挙げればきりがないほどに発生している。アキバの通り魔死傷事件はまだ一年前のことだから、関連ニュースやなぞ解きのような分析番組はいまも流れてはいる。
そのほか動機が不明のものもあり、専門家が分析してもわからないままのものさえある。殺人事件に限ったことではないが、犯人像が特定されている事件も未解決事例が少なくない。
水と安全は日本が誇る特徴でもあったのに、水は買って飲む時代になり、事件の犯人(容疑者)がやすやすと逃げ切っているのは、社会の無関心もあるが警察力が落ちている面は否めない。テレビや映画のドラマみたいに解決しないのは当然ながら、庶民が朝な夕なにテレビを視聴しているのを利用する手もあり、捜査の限界をカバーして早めの検挙を期待してはどうだろうか。どんな時代も完全防犯は無理なことである。
監視カメラや通報システィムなどの監視強化をいぶかる人もいるけれど、世の中の安全確保には、あらゆる知恵を絞る必要がある。加えて、殺人などの重要犯罪の時効を考え直す時期にきているように思う。
容疑者はどこをどう雲隠れしているのか、都会の雑踏に紛れて時間だけがどんどん過ぎてゆく傾向は由々しき問題だ。
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2009年6月13日 (土)

錯乱坊雑感 13-Jun 09

先日、テレビの歴史番組で「徳川綱吉の生類憐れみの令」は、悪法か良い法かを、視聴者の電話投票で決めようという企画があった。
頬にとまった蚊を殺したとして切腹などという話や、犬を保護する目的で町人から多大な費用を出させ「お犬御殿」を建てた話に、悪法との意見が大半を占めた。
野良犬対策や捨て子問題などを解決させるための良い法だったという意見は少数だった。
三百年もの長い年月を語り継がれていることが、ある意味凄い。三百年後に麻生さんの名前が民の記憶の隅に残るかどうか知る由も無いが、世論調査の企画があって「麻生総理の政策」は、良策か悪策かを聞いたとして想像してみた。
不況の中、派遣切りや低所得で庶民を自殺や孤独死に追いやり、高速道路千円政策でフェリー会社を切腹させ、税金を大量に投入して「お犬御殿」ならぬ「マンガ御殿」まで建てるという。
定額給付金やエコポイントをちらつかせ、これが景気対策になり、少子化問題あるいは環境問題をも解決させる良策だといわれても、どれだけの人が納得するのだろうか。
悪評高い「生類憐れみの令」を廃止したのは次の将軍徳川家宣。綱吉の「存続させよ」という遺言を無視して「子が父の過ちを改めるに何の憚りもない」と即日廃止したという。その代わり、家宣本人はその後も魚や肉を口にせず、自分ひとりが綱吉の教えを全うしたのだとか。
こんなことが今話題の二世三世議員にできるのだろうか?電話投票でアンケートをしてみたくなる。
B

2009年6月12日 (金)

錯乱坊雑感 12-Jun 09

梅雨の無い北海道を除けば、東北まで日本全国が気象庁のいう梅雨に入っている。天候異変が激しいのは、以前から言われているように、当然のことながら自然破壊と無縁ではない。
二年ほど前のちょうど今頃の時期のニュースでは、パキスタンのラホールが熱波で52度を記録して、多くの人が熱中症で運ばれたという。ラニーニャが影響しているとも伝えていた。
環境破壊の当事国でもある中国は、先の大地震に見舞われ、いまだ多くの人たちが避難生活を余儀なくされている。例年よりも激しい豪雨のために900万人が水害で避難していたのも、昨年のこととか。
激しい気象変動は地球規模だから、往々にして局地的に極端に現れて被害がでたりしている。今年もそれが増える懸念もあるらしい。
米国はカトリーナが本土のルイジアナ州あたりに大きな被害を与えたことは記憶に新しく、それに世論の高まりもあり、前回のサミットでも大きな議題として討議されたばかりである。先進国も途上国も夫々に思惑が先行して、総論賛成各論反対の気運はそのままに、いまひとつ規制の本気度が低い。
洞爺湖サミットで明確な指針が示されたはずだったが、実現が困難にて成り行きは不明だ。今は、気象問題ばかりではなく、原油価格のことやそれに起因する食料問題など、お偉いさんたちが地球規模で考えなければならない懸念材料が山積している。Ayame

2009年6月11日 (木)

錯乱坊雑感 11-Jun 09

友達の友達は皆友達だとオープニングに言っていたのはタモリさんだったが、必ずしも正確ではないと思ってか叫ぶのを止めた。
ひとえに“友人関係”と言っても、学校や職場で日常生活をともにする間柄や、異なる環境になっても連絡を取り合う仲間など、その距離感はさまざま。中にはちょっとした行き違いや、会う機会が減ることによって、疎遠になっていく場合もあるだろう。長い人生、そうしたことを繰り返しながら、さまざまな人間関係が築かれていくものだ。
そんな“友人関係”についてオランダのある研究者は、くっついたり、離れたりする動きや変化に着目。対象者600人の交友関係について調べたところ、7年間で半数の友人が入れ替わっていることが明らかになった。
人が知り合うときにどのようにして社会的関係を築いていくのか、どうやって“友人関係”が築かれ、そのつながりが広がっていくのかを検証したのだとか。人間関係に関する複数の質問を実施。7年後に同じ対象者に再びアンケートを行い、604人から回答を得られた。
その結果、“友人関係”の広がりは、膨らんだり縮んだりしながらほぼ一定の広がりで保たれるものの、7年間でそれぞれの友人の半数が入れ替わっていることが分かったという。また友人、知人に会う頻度が自分の人間関係に強く影響し、“友人関係”の構築は自身の意思だけではなく、すでにいる友人によって関係が広がっていくことも明らかになったという。
年寄りになるにつれ、年々友達は減っていくが、増えはしない。いろいろ要因はあると思うが、友人が引っ越すか家庭を持ち始めるかで疎遠になる場合が多い。
刻々と変化する環境の中で、長く関係が続いている友人がいるとすれば、それは幸運なことなのかもしれない。 Photo

2009年6月10日 (水)

錯乱坊雑感 10-Jun 09

どういう道であれ名人は道具を選ばないという意味のことを「弘法筆を選ばず」などと言う。
しかし、その用具が魔法のような働きをするとなれば、一般的感覚からしても気持が動かないはずはなく、水泳連盟は公式スポンサー契約なども考慮した上で、着用水着を決めるのだとか。 また、その指定外の水着で出した記録は公認しないという規定とのこと。
水着ごときでそれほどの違いがあるのかと素人は思っていたが、同じスイマーがそれぞれの水着を着用して泳いでみたら、イギリス・スピード社のレーザー・レーサーの水着で日本新16とか世界新1という記録が続出した。
アスリートが活躍する裏では、それぞれのスポンサーが宣伝を兼ねて経済的支援があることは知られている。水着メーカーも個々に支援メーカーがあるようで、国内のミズノとかデサントとかアシックスなど。
開発技術にこれほど歴然たる差が出たとは驚きでもあり、常に、タッチの差のコンマ以下のタイムで競うスポーツにおいて一秒も早くなるなら、素人考えでも優れた開発社を選ぶのが当然である。
まさに経済は生き物というように、前回の北京五輪ではスピード社の輸入元のゴールドウインという会社の株価が、折りしも株安の中で54円もの独歩高になった。
イノベーションは日本の特技だが、はたして真似できないほどの技術の差がどこにあるのか、見た目だけではわからないものだ。Save0197

2009年6月 8日 (月)

錯乱坊雑感 8-Jun 09

秋葉原の通り魔事件は、7名の死者と10名の重軽傷者を出し、日本中を震撼とさせた重大事件だった。あれからちょうど丸一年になるという。
すでに容疑者は逮捕拘留中にて、今月から裁判が始まる。
裁判員制度は今年五月から運用開始になっているが、まだまだ新聞の世論調査を見たら参加したくないという人が八割とか。
先般の足利事件の犯人として服役していた人が無罪となって、17年の刑務所生活から釈放された冤罪事件などを見ていると、素人が裁判員となってこれでスタートが可能なんだろうかと気になる。
NHKの「クローズアップ現代」という番組で『あなたは人を裁けますか』と題してその課題に迫っていた。ある家庭で起きた事件の模擬裁判を取り上げていた。
子供のことが原因で妻が台所にあった包丁で夫を刺したという事件。一人の主婦が、刺身包丁を取り出したのは取りやすかっただけで殺意が最初からあったわけではないと意見を述べた。日々台所に立つ主婦の言葉には説得力があった。他の裁判員もさまざまな理由から全員が執行猶予を下した。
ところが、プロの裁判官が違う意見を述べたことで、逆に全員が実刑判決に変わった。裁判官の意見がいかに大きな影響力があるのかを見せられたわけで、短い番組で断片的だったものながら、多くの人が考えさせられたものと思う。
責任の重さだけを恐れるのではなく、まず実行することに並行して、関わり方の提言をドラマ仕立てにしてでも、もっと見せればよいのでは…。

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2009年6月 7日 (日)

錯乱坊雑感 7-Jun 09

今朝は初夏のような快晴。蒸し暑くじめじめしていたので、密かに入梅だろうと思ったものの、宣言してからこういう晴れ間があると苦情が来たりするので迂闊に発表しないところがあるのかも知れない。
糖尿病の予備軍と医師からの診断があり、もう十五年もケンタッキーフライドチキンやマクドナルドのバーガーを食べたことが無い。
加えて昨年はメタボリック症候群という診断もされ、通院はしていないが、一日の総カロリーを1,200カロリーに制限するようにとの勧告もあった。
自分だけのこだわりかも知れないが意地になるところがあり、禁止されると無性に食べたくなる。味の薄い糖尿食は体のためとはいえ閉口する。生活習慣病は忍耐との根気比べで、禁を破ればほんものの病気へと発展する恐れは高い。
病気を治すために犯罪はできないが、刑務所へ入ると、大概の糖尿病は治るというから、いやおうなく強制されるのが意志薄弱の者にはいいのかという穿った見方もある。
タバコも止めた。酒も止め、甘いものを控えて油っけのあるものは食べない。病気を予防するためには仕方がないが、生きている愉しみがあれこれ減った。
くたばっても悔いはないのだが、そのうち仙人みたいに霞を食べて過ごすようになるのかも分からない。
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2009年6月 6日 (土)

錯乱坊雑感 6-Jun 09

ぐずぐずとした空模様は、関東に限っていえばすでに梅雨のよう。
懇意な医師の話によれば、抗生物質の薬ができて特定の治療には目を見張るほどの効能があり、病気を治すという観点では画期的改善になったという。
ただ、効くような薬には大なり小なり副作用が無いものは少なく、魔法の治療薬のように多用すれば弊害もあるとか。
先ごろも大騒動になった新型菌には、タミフルとリレンザが有効と素人にも知れ渡った。
細菌も変容することがあるらしく、長く多用している間に耐性を持ち、薬の効果も望めなくなる恐れがある。コンビニあたりでも薬が売られるようになり、風邪ぐらいなら売薬で十分と、侮るケースもなくはない。
昔ながらの風邪対策の要点は、休養と、まずは三日ほど様子をみて改善しなければその後に通院して診断を受けるのがベストで、素人判断で解熱剤などを服用するのは勧められないと専門家はいっている。 医療機関の我田引水ではないようなので注意を留めたい。 風邪は万病の基という戒めもあり、気温の振幅が大きい梅雨時ゆえなおさら気をつけたい。Save0233

2009年6月 5日 (金)

錯乱坊雑感 5-Jun 09

今日は二十四節気の芒種とか。農作業の種まきの時期。すでに初夏の気温だが、晴れていても空気は湿度を帯びて、公式発表はないものの、すでに入梅の陽気になり独特の天候が続いている。
一年を通して人の暮らしは天候とともにあると思うけれど、温暖化の傾向はあらゆる面に現れており、先般に開催された洞爺湖サミットでも議題になり排出ガスの数値目標を決定している。
いちはやく日本では京都議定書に決議された経緯があるけれど、そのときは国際世論もいまひとつだったこともあり、各国の足並みがそろっていたとは言えない。超大国のアメリカが批准していなかったことも大きく、三年ほど前のカトリーナの発生でいくらかは危機感を覚えたのかと思う。
元副大統領のゴアさんは環境問題に重大な関心を寄せており、先に公開されたドキュメンタリィの「不都合な真実」は注目を集めていたが、竜頭蛇尾の観はある。ブッシュさんが落としたアメリカの国際社会への信用失墜も、大きかったが、就任早々のオバマ政権は金融危機問題で大忙しであり、すぐに具体化しそうにはない。
失った信用を少しでも回復しようと環境対策に動きだすとはいえ、実施に移す段になれば、経済界の抵抗などが予想され有効打になる可能性は薄い。成果はともかく、やらないより重い腰でも上げるのは良いことだ。
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2009年6月 4日 (木)

錯乱坊雑感 4-Jun 09

社会の中はおおむね男女が半々なのに、政治家は大半が男なのは、本来は不自然なことだ。だが、30年ほど前からみれば女性議員も増えた。
前回おこなわれた区長選挙で、都内特別23区の足立区に都内二人目の区長が誕生したが、その時の選挙は34パーセントの投票率と低く、508,600人の有権者がいるのだから圧倒的支持とはいえないまでも、まずは10万票でぶっちぎりの当選だった。
選挙に無関心なのは国政選挙も似たようなものだけれど、それが民意といえばそれまでだが、選挙でしか意思表示ができないことを思えば、他人任せにしておいて不満だけ口にしているのはおかしい。あと四ヶ月以内に国政選挙が確実にある。その機に意思を示さなかったらすべてあなた任せになる。
誤解を恐れずに言えば、女性は狭量の人が多くやや冷静さに欠ける瞬間があるように思える人がいないわけではないが、女性のほうが正直という長所がある。
怪しいと思える事柄でも女性政治家で刑事訴追を受けた人は少なく、今後もっと女性議員なり首長なりが増えると、まっとうな批判が表面化する可能性も高くなり、世の中のバランスが良くなるような気がする。それにしても、足立区だけでも50万余りの有権者数は地方の町よりも多く、東京は大都会だなとあらためて思う。
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2009年6月 3日 (水)

錯乱坊雑感 3-Jun 09

昨年も似たような状況にてジトジトとした陽気ゆえ梅雨のはしりかと思っていたら、近畿地区と関東甲信越が一斉に梅雨入りだと気象庁が発表したのは昨年の今日だった。今年も同様の事態ながら、梅雨前線の位置とか気圧配置など条件がそろっておらずに発表を渋っているのだとか。
その前年は空梅雨のような気候だったのに比べれば二十日も早く、競馬の予想よりは当たるだろうけれど、雨量は多いかもしれないとの予報。 その状況に似ているといわれてももピンとこない。
今年は百年に一度の経済危機とか、つい先月は新型菌の対応で大騒ぎだった。エコ割引のポイントセールとか下取りセールなど、流通関係は知恵を絞って購買意欲を煽っている。
何年か前から、各種とりどりの電子マネーが人気を呼んでいる。 つり銭のやりとりが無いことも便利な要素で、決済は瞬時に済む。それに加えて、1パーセントは少ないとはいえ、現金ならばそのままなのに払い戻しの特典もあるとか。専門家の見方によれば、今後ますます普及して、生活には不可欠の存在になるだろうという。
各種いろいろなカードが発行されているが、抱え込みが目的だから仕方がないけれど、互換性がないから覚えきれないほど数があり、使い分けするにも混乱しそう。ある知人の財布にはおびただしいカードが整然と並んでいたが、パッと見ただけで見分けるのも似たようなカルタのようで大変そうだ。それに、現金で買うほどの自由さはなく、どこで何を買ったという記録が残る点を嫌う人はいるかも知れない。
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2009年6月 2日 (火)

錯乱坊雑感 2-Jun 09

韓国の前大統領の自殺には驚いたが、前に同じようなケースがあった。その頃は政治も混迷していていろいろと疑惑を追及されていたが、現職の農林通産相の松岡大臣が自殺したのにはよもやのことにて驚いた。
死ぬぐらいだったら大臣も議員も辞職して、改めて出直せばいいのにと外野は思うけれど、進むも退くも地獄の思いだったのかとも推測する。
丸谷才一さんのエッセーの中に、「人生ってものは、敵が千人で味方が千人なんですよ。敵の千人が減ることはぜったいない。とすれば、味方の千人が減らないようにするしかないんですよ」と。またつづけて「味方を減らさないすべとして、よほど厭ならともかく、がまんできることだったら、ウンと合わせておくことが肝心だよね」と。
味方を減らさない努力というものは簡単ではない。相手から受ける迷惑をじっと耐え忍ぶ、そして、相手の過失を赦す(ゆるす)ことだという。
いろいろ人の心の中は憶測でしかないが、窮地に追い込まれると、渡る世間は鬼ばかりと思いがち。極悪非道の犯人だとしても弁護士という味方が居る。
普通の生活の中なら、敵も味方も半々だろうと思えばいいのかも知れない。
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2009年6月 1日 (月)

錯乱坊雑感 1Jun 09

今日から六月。五日は二十四節気の芒種、二十一日は夏至。
ひところは「根性」という言葉がもてはやされて、不可能と思えていたことが、言葉によるマジックのように実現したりで、かなり脚光を浴びていた時期があった。
やがて世の中が豊かになり、いつの間にか根性とか刻苦勉励という言葉も姿を消し、特に、若い人たちからは「そんなのダサイ」と、一蹴されたりする。
教育基本法の改正というのも前の国会の目玉法案だったが、門外漢には、どこをどう変えるというような具体的内容はわからない。
野党はもっと審議を重ねるべきと迫ったが、結局は与党の賛成多数で国会を通過した。
昔はどこの小学校にも、校庭の隅に二宮尊徳の像があり、授業の中でも刻苦勉励の薦めについて学習した。幼名金次郎が寸暇を惜しんで、家事手伝いの途中でも学んでいたという。薪を担いで読書する姿は今でも脳裏に浮かぶ。
今の時代に本を読みながら道路を歩けば、死ぬかもしれない事故に遭遇する恐れもあるという批判も一方にはある。
額に汗して働くことは、今も美徳と思うが、若者にはなかなか通じにくい。
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