錯乱坊雑感 31-Jul 09
ライフセーバーをしているという知人は、離岸流にやられて遭難したという人を助けに出たが、間に合わずに死亡して残念だったという。
若い頃にサーファーもどきに遊んでいた頃、自分も離岸流に押し流されて遥か沖にもってゆかれてパニックになった経験がある。泳ぎにはいくらか自信はあったが、この「離岸流」というのは知らないととんでもないことになり、メカニズムを知らないで格闘して、疲労困憊の末に溺れそうになった。サーフボードにつかまっていれば死ぬことはないはずなのに、芯から疲れると波にもまれているうちに腕の力さえ萎えて、しがみついているのがやっとのことになり、そういう状態で一キロ以上も陸地から離れると戻るのが至難のことになる。
離岸流は陸から沖へ引いて行く流れのことで、海底の形態によって起き易い場所があるとされており、横へ逃れながらその流れのないポジションから陸へ向かうしかないのだが、冷静沈着に判断しないと遭難の究極で溺れてしまうことも少なくない。
ライフセーバー君が助けようとした人は若い女性で、サーフボードも浮き輪も持たず、離岸流に出会ってパニックに陥り溺死したらしいとのこと。
いくらかでも波の高い日の離岸流なら、よほどの体力と咄嗟の機転でもないと難を逃れるのは無理なことではある。
これからが海の良好な時期だが、例年この時期に溺死者も多くなり、夏の海も恐ろしい。侮ったわけではないだろうが、海山の遭難はちょっとしたことで起きて、行楽の中で命を落とすのはいかにも勿体無い。![]()





























最近のコメント